自然な流れに乗ってみる。

彼女と出会ったのは24歳のころだった。

スクーバダイビングに夢中だった僕は海の素晴らしさを語った。

3つ年上の彼女は、それを熱心に聞いてくれた。

 

 

彼女はスカイダイビングをしたいと言う。

いやいや、空よりも海だ。

海は素晴らしいぞ!と語った。

 

 

その1ヶ月後。

僕は彼女にむりやりスクーバダイビングの免許を取らせた。

そして、免許を取った彼女に言った。

 

「よしっ!

一緒にパラオに行こう。

パラオはいいぞ!

魚の楽園だ」

 

 

 

それから2ヶ月後。

つまり出会って半年。 

僕らはパラオの海の上にいた。

 

 

これから潜る海は、マンタがやってくることで有名なスポットだった。

けれど、僕はまだそこで、マンタを見たことがなかった。

 

「今日、マンタが見られた結婚しよう」

そう心に決めた。

なんとなく、そう決めた。

 

 

マジで直感!

 

 

マンタが見られる海は、決して美しいとは言えない。

餌場としてプランクトンが多いからだ。

 

 

しばらく僕らは、マンタが泳ぐスポットで待機することになった。

岩場にしがみついて、じっと待つ。

 

 

いつもは、待ちぼうけをくらい、酸素ボンベがなくなって浮上するのだ。

だが、この日はどうだろう。

 

 

息を潜めて10分。

 

海を泳ぐマンタの画像

果たして、マンタが現れた。

 

 

マンタの飛来に、みんなのボンベから一斉に泡が吹き出す。

みんな興奮している様子が、水中マスク越しにも伝わってくる。

そのとき、僕は思った。

 

 

(あぁ、そうか。

 僕は結婚するのか‥)

 

 

初めてのマンタに感動するよりも、そちらの方が気になった。

マンタの飛来が年貢の納め時だったわけだ。

 

 

その夜、僕はプロポーズをした。

満点の星に見守られ、海の音をBGMにしながら。

「ずっといっしょにいよう」と誓った。

夕日をバックに海辺のカップル

 

愛する人に出会うための魔法のしつもん

どんな流れを感じますか?

 

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